新世代マンガコースでは、マンガ家を一生の仕事にできるように、ヒットを飛ばした後も自分自身の力で次のヒット作を生み出せる力を身につけることを重要視しています。それを実現できるのは、セルフプロデュースができるスキル(能力)です。仮に1冊あたり10万部以上売れたマンガをヒット作と位置付けるとして、ヒット作を何作も連発できるマンガ家は全体の一握りです。逆に、ヒットを飛ばしたあと次のヒット作が出ないことで苦しむマンガ家が数多くいるということです。また、出版社も編集者も常にフレッシュな新人を探し求めています。なので、中堅クラスのマンガ家が次なるヒット作を出すためには、自分自身で時代のトレンドを読んだり、他者の追随を許さない魅力を備えなければなりません。それを新世代マンガコースでは「セルフプロデュースができる力」と呼び、学生たちに身につけてもらう最も重要なスキルだと考えています。このスキルを身につけることで、何度もヒット作を作り出せるマンガ家になること、つまり一生涯創作者として仕事ができるようになることを目標とします。