岩本 真一 IWAMOTO Shin-ichi
- 専門分野
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日本近現代史 / 思想史
- 所属
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- 国際文化学部 人文学科 188体育
経歴?業績
筑波大学大学院博士課程歴史?人類学研究科中退。著書に『超克の思想』(水声社、2008年)、『鳴尾村誌 1889-1951』(共著、05年)、『戦後日本思想と知識人の役割』(共著、法律文化社、15年)、論文に「保田與重郎における「浪漫主義」の形成」、「『コギト』創刊前後の保田與重郎」、「一九三四年の保田與重郎」、「保田與重郎の「日本浪曼派」」などがある。
メッセージ
「詮ずるところ學問は、たゞ年月長く倦ずおこたらずして、はげみつとむるぞ肝要にて、學びやうは、いかやうにてもよかるべく、さのみかゝはるまじきこと也。いかほど學かたよくても怠りてつとめざれば、功はなし。又人々の才と不才とによりて、其功いたく異なれども、才不才は、生れつきたることなれば、力に及びがたし、されど大抵は、不才なる人といへども、おこたらずつとめだにすれば、それだけの功は有物也。又晩学の人も、つとめはげめば、思ひの外功をなすことあり。又暇のなき人も、思ひの外、いとま多き人よりも、功をなすもの也。されば才のともしきや、學ぶ事の晩きや、暇のなきやによりて、思ひくづをれて、止ることなかれ。とてもかくても、つとめだにすれば、出来るものと心得べし。すべて思ひくづをるゝは、學問に大にきらふ事ぞかし。」
(本居宣長『うひ山ふみ』)