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姜 竣 KANG Jun

専門分野

表象文化論 / 民俗学 / 文化人類学

所属
  • マンガ学部 マンガ学科 カートゥーンコース
  • マンガ学部 マンガ学科 キャラクターデザインコース
  • 大学院 マンガ研究科

経歴?業績

「東京外国語大学外国語学部卒業。筑波大学大学院歴史?人類学研究科修了。文学博士(大阪大学)。 専門は民俗学、文化人類学、表象文化論で、長年日本の紙芝居とマンガ史の調査研究に従事しつつ、メディア論、ポップカルチャーの消費、<韓流>サブカルチャーについて研究。近年は、「ストリート人類学」というプロジェクトを通じて移動と定住、差別と歓待という古くて新しいテーマに取り組む一方で、デザインと人類学の融合を図るプロジェクトにも取り組んでいる。単著に『紙芝居と<不気味なもの>たちの近代』(2007年)、共著に『マンガの昭和史』(08年)、『韓流サブカルチュアと女性』(06年)、『ストリート人類学』(18年)、『近代日本宗教史第5巻 敗戦から高度成長へ』(21年)、論文に「『鬼太郎』物語の誕生と成長」(1999年)、「文学の根拠から越境する文学へ」(『ユリイカ』2019年2月号?特集:吉本ばなな)、「スティグマのシンボルからアイデンティティのイコンへ-「マレビトの地理」が導く歓待の問い-」(19年)など。

メッセージ

紙芝居は絵と声、マンガは絵と文字からなり、テレビは映画、映画(活動写真)は写真からきているように、われわれの表現と思考は、さまざまなメディアのヨコとタテのつながりから成り立っている。そうしたつながり(連係と矛盾)をひも解いていくと、われわれの表現がよって立つところを見出すことができる。表現すると同時に、表現について語ることの大切さを、学生たちとともに考えたい。そして、知的好奇心をそそり、勢いある授業をしたい。

作品?著書?研究活動など