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矢本 浩司 YAMOTO Koji

専門分野

日本近現代文学 / 文学と権力

所属
  • 人文学部 人文学科 文学コース
  • 国際文化学部 人文学科 文学専攻

経歴?業績

京都府京都市生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程全単位取得退学。著書に『文学と内なる権力 日本近代文学の諸相』(単著、翰林書房、2024年)、『横光利一事典』(共著、おうふう、2002年)、『芥川龍之介を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、1999年)など。主な論文に、「横光利一の〈生活〉表現」(『日本文藝学』38号、2001年6月)、「横光利一「名月」論—横光?芥川間の〈断絶〉と〈連続〉—」(『横光利一研究』4号、2006年3月)、「成長は延長でも??—文学教材「とんかつ」の解釈—」(『日本文学研究』51号、2016年1月)、「中本たか子小伝 戦後の足跡①」(『すおう文芸』2025年3月)など。

メッセージ

近代?現代の文学を読むことで、現代の私たちが直面する人生と暮らしの諸問題に処する力を得ることができます。また、虚構の世界は、苦しい現実のアジール(逃れの町)にもなります。さらには、共感だけが文学の醍醐味ではありません。理解の及び難い他者と出会う緊張も文学の醍醐味です。歴史を知る道具にもなれば、現在の足場を照らす灯火にもなりますし、進むべき未来のコンパスにもなります。文学は私たちの主体を揺さぶり、変容させます。文学作品を読むことで新しい地平線を発見し、誰も歩いたことのない地平のかなた(新しい読み方=解釈の可能性)へ踏み出しませんか。

作品?著書?研究活動など