2023年9月15日（金）、「2023年度　京都精華大学?大学院　秋季卒業式」を挙行しました。
今年度は、芸術学部3名、デザイン学部5名、マンガ学部11名、ポピュラーカルチャー学部3名、芸術研究科2名、マンガ研究科1名の計25名が本学を卒業?修了しました。

澤田学長は式辞で、一人ひとりの表現の力で世界を変えることはきっとできると語りました。そして、世界を変えるためには自分自身のことも変える行動力が必要だと、自身を振り返りながら思いを語り、この場にいる卒業生がこれからの社会をより良く変えていってくれることを祈念したいと激励の言葉を述べました。

芸術学部の北野学部長は、入学当時の学生たちの様子を振り返りながら、学生生活を通じて自分だけの表現や技法を問い続けてきたことを讃え、その経験を自信に変えて、この先も表現に挑み続けてほしいと思いを語りました。
また、芸術研究科の小松研究科長は、「表現の世界には年代ごとの壁がある。続けていくのは難しいことだが、自分自身も未だに壁を乗り越えようと頑張っている。これから様々なことに出会い、時にはもう駄目だと思ってしまうこともあるかもしれないが、ともに表現の壁を乗り越えていこう」と、作家活動の先輩として激励の言葉を送りました。

卒業生からは、「大学4年間でたくさんの人に出会えた経験に感謝している。教員との距離が近く学びやすい環境だった」「卒業のこの日を迎えることができてとても嬉しい。悩んだこともたくさんあったが、全ての経験を糧にして新しい道を歩んでいきたい」等、卒業に際するそれぞれの思いが真摯な言葉で述べられ、会場からは温かな拍手が送られました。