京都精華大学では、ベトナムのフエ科学大学、ならびにダナン工科大学の学生?教員を招致し、観光都市におけるICT技術を活用した新たなユーザエクスペリエンス(UX)を考える日越学生交流ワークショップを実施します。
期間は11月27日(月)~12月2日(土)の6日間です。ベトナムのフエ科学大学から大学生8名?教員1名、ダナン工科大学から大学生2名?教員1名の計12名が来日し、本学学生と交流しながら課題解決のアイデアを考案します。
京都精華大学とフエ科学大学は2021年に協定を締結。2022年9月には全学的な海外派遣プログラムの一貫として、本学の学生をベトナムに派遣し、短期研修を実施しました。研修では、フエ王宮周辺の街路を調査し、観光活性化にむけた提案を企画するデザインワークショップを行いました。
今回のプログラムでは舞台を京都に移し、同じく観光都市である京都の課題をICT技術でどのように解決できるのか、アイデアを考えます。
期間中、学生たちは本学で講義を受講しながら、京都市内各所でのフィールドワークを行います。京都にあるファブリケーションスペース「FabCafe Kyoto」で、最新の技術活用方法やものづくりへのアプローチを学び、京都市内の観光地を訪れて課題事例を調査します。それらの調査結果をもとに、観光地としての京都が抱える様々な問題をどのように解決するか、グループを組んで議論する予定です。
本プログラムには、京都精華大学から国際文化学部と188体育の学生が参加し、フエ科学大学からは建築学部、ダナン大学からは環境学部、情報学部の学生が参加します。日本のICT事例を学ぶと同時に、それぞれの学部の専門知識を活かすことで、新たな体験価値を生み出すことを目的とするプログラムとなっています。
本プログラムは、科学技術振興機構(JST)主催の「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」*に採択されたものです。
*「国際青少年サイエンス 交流事業(さくらサイエンスプログラム)」科学技術分野における日本と海外の青少年の国際交流を推進する、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の事業です。一般公募プログラムでは大学等の日本の機関が作成する科学技術体験、共同研究、科学技術研修に関する青少年の国際交流計画の実施経費を JST が支援します。
観光都市におけるICT技術を活用した新たなユーザエクスペリエンス(UX)を考える日越学生交流ワークショップ(京都精華大学/フエ科学大学/ダナン工科大学)
● 期 間:11月27日(月)~12月2日(土)6日間
● 実施内容:講義、FabCafe Kyoto等視察、京都市内フィールド—ワーク、プロトタイプ作成、企画発表?全体講評
● 実施場所:京都精華大学、FabCafe Kyoto、京都市内各所
本イベントの様子をご取材いただけます。取材を希望される場合、プログラム詳細をご確認のうえ、ご希望の取材日時等を広報グループまでご連絡ください。
日付 | プログラム内容 |
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11月27日 | 午前:来日 午後:オリエンテーション(京都精華大学) |
11月28日 | 午前:【講義】日本におけるICT活用の事例紹介—画像認識による機械学習事例やデジタルトランスフォーメーション(DX)の事例など(京都精華大学) 午後:【フィールドワーク】FabCafe Kyoto等京都市内で視察(京都市内各所) |
11月29日 | 午前:【講義】デザイン思考—バリュープロポジションキャンバスを用いたサービスの企画方法(京都精華大学) 午後:【ワークショップ】日越学生のグループで、テーマを設定しフィールドワークを計画(京都精華大学) |
11月30日 | 午前:【フィールドワーク】グループに分かれて京都市内でフィールドワーク(京都市内各所) 午後:【講義】プロトタイプに落とし込むための講義/演習(京都精華大学) 【ワークショップ】プロトタイプ作成(京都精華大学) |
12月1日 | 午前:【ワークショップ】プロトタイプ作成(京都精華大学) 午後:【ワークショップ】企画発表?全体講評(京都精華大学) 大阪へ移動 |
12月2日 | 午前:離日 |
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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。