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洋画専門分野卒業生の塩田千春さんが、「読売新聞」での連載小説『研修生(プラクティカンティン)』(著者:多和田葉子氏)の挿絵を担当

美術学部洋画専門分野卒業生で現代美術家の塩田千春さんが、新聞「読売新聞」(朝刊)で現在連載中の小説『研修生(プラクティカンティン)』(著者:小説家?多和田葉子氏)の、挿絵を手掛けています。
 
塩田さんは、1996年に本学を卒業したのちに拠点をベルリンに移し、世界各地で個展を開催するほか、国際的な芸術祭にも多数参加。2015年には、“美術のオリンピック”ともいわれる「第56回ヴェネチア?ビエンナーレ国際美術展」の日本代表作家として選出されるなど、国内外で活躍している現代美術家です。
本小説の著者?多和田氏とは、お互いベルリンを拠点にしていたり、コロナ禍のロックダウンにより閉鎖されてしまった塩田さんの個展「I hope…」(ドイツ?ベルリン/2021年1月)会場で実施されたパフォーマンス企画で、多和田氏が朗読を行うなど、以前より親交の深い間柄でした。
 
ノーベル文学賞の候補のひとりとしてヨーロッパで名前があげられるなど、国際的に高い評価を受けている多和田氏の文章に、インスタレーション(空間芸術)作品で知られる塩田さんが描いた絵が挿入された連載小説『研修生(プラクティカンティン)』は、11月25日(土)より毎日掲載されています。1年間続く連載小説ですので、ぜひ続けてお読みください。

京都精華大学ギャラリーにて、塩田千春さんの作品をご覧いただける展覧会「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー?ソウエン」が開催中(~12/28)

京都精華大学では、開学55周年記念展として、塩田千春さん、金沢寿美さん、ソ—?ソウエンさんによる展覧会「FATHOM—塩田千春、金沢寿美、ソー?ソウエン」を開催しています。
本学で洋画を学び、自身のアイデンティティへの問いを表現の核に据えて、多岐にわたる表現領域で活動を展開している3名。彼?彼女らの濃密で繊細な作品を通して、それぞれが向き合ってきた問いや主題の「現在地」をご覧いただけます。ぜひお越しください。

会期:2023年11月17日(金)?12月28日(木)
   休場日 日曜日
時間:11:00~18:00
会場:京都精華大学ギャラリーTerra-S
   〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137 明窓館3F
料金:入場無料
企画:伊藤まゆみ(京都精華大学展示コミュニケ—ションセンター特任教員/ギャラリーTerra-Sキュレーター)、吉岡恵美子(京都精華大学芸術学部教員)
展示コーディネート:齋藤雅宏(京都精華大学ギャラリーTerra-S展示コーディネーター)
主催:京都精華大学
 
公式サイト:ギャラリーTerra-S

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp

※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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