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社会連携

地域の価値を、社会へひらく。全学共通科目 社会実践力育成プログラム「岩倉さかばらブランディングプロジェクト」実践レポート

京都精華大学では、全学共通科目「社会実践力育成プログラム」を通じて、学生が企業や自治体、地域と協働しながら課題解決に取り組む実践型の学びを展開しています。教室内での学びにとどまらず、社会の現場に関わり、自ら考え、試行錯誤しながら成果をかたちにしていくことを重視したプログラムです。
その取り組みのひとつとして、株式会社アイリーと連携し、「岩倉さかばらブランディングプロジェクト」に参加しました。
店頭にたつ株式会社アイリー入江社長(左)と、芸術学部洋画専攻2年生 杉本里紗さん(右)

「岩倉さかばら」という地域とプロジェクト

京都精華大学にもほど近い、京都市左京区岩倉村松町エリアに残る呼び名「岩倉さかばら」。
山間部に位置し、清らかな水に恵まれたこの地域では、昔から質の高い米や野菜が生産されてきました。とりわけ米は高い評価を受けながらも、生産量が限られていることから「幻の米」とも呼ばれています。

「京都にも美味しいお米がある」ということを知ってほしい。そんな地元の人の想いを汲みとって、株式会社アイリーの入江社長が中心となって「岩倉さかばらブランディングプロジェクト」は始まりました。人手不足に悩む農家の方々の課題に向き合い、次世代へと農業をつないでいくことを目的に、ボランティアの有志を募りながら米づくりや情報発信に取り組んでいます。
京都精華大学は、2024年度より社会連携授業としてこのプロジェクトに参加しています。

学生の視点で、地域の価値を再編集する

2年目となる2025年度は、3月23日にジェイアール京都伊勢丹で実施するポップアップ販売をひとつの成果地点とし、授業のなかで企画に取り組みました。
学生たちは、生産者の方への取材を通して地域の背景を理解しながら、「どうすれば岩倉さかばらの魅力が都市の消費者に伝わるか」を考え、企画を具体化していきました。

キャッチコピー「岩倉さかばらどんなとこ!?」の考案や、米や大根を使ったレシピを紹介するフリーペーパーのデザイン、生産者の想いや風景を伝える映像コンテンツの制作、店頭で目を引くポップの制作など、多角的なアプローチで企画?制作に取り組みました。

3月23日、ジェイアール京都伊勢丹の食料品売り場にて、1日限りのポップアップ販売を開催しました。当日は、学生たちも株式会社アイリー 入江社長とともに店頭に立ち、来場者へ直接商品の魅力を紹介。自ら企画したコピーや制作物を用いながら、岩倉さかばらの米や野菜の魅力を伝えました。
企画から販売まで一貫して関わることで、社会に届ける実践の手応えを得る機会となりました。
本プロジェクトには、芸術学部、デザイン学部、国際文化学部など、複数の学部から11人の学生が参加しました。
芸術学部洋画専攻2年生の杉本里紗さんは、「普段接する機会の少ない他学部の学生と協働できたことが大きな学びでした。悩んだときに相談し合い、アドバイスをもらいながら進められたのが印象的です」と振り返ります。
専門の異なる学生同士が関わることで、多角的な視点から地域の魅力を捉え直す機会となりました。
「社会実践力育成プログラム」は、社会の現場に関わりながら、考え、試し、改善するプロセスそのものを学ぶ授業です。本プロジェクトを通して学生たちは、地域の価値をどのように社会へ届けるかを実践的に学びました。それは同時に、自分自身が社会とどう関わっていくのかを考える機会にもなっています。京都精華大学ではこれからも、こうした社会との協働を通じて、学生の実践力を育む教育に取り組んでいきます。

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京都精華大学 広報グループ

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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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