京都精華大学情報館にて「嵯峨大念佛狂言」の企画展が開催されています。

「嵯峨大念佛狂言」は、京都市街の北西に位置する清凉寺の法会に行われる狂言です。鎌倉時代末、京都で円覚十万上人が遊戯即念仏の妙理を広めるために始めたといわれる三大念仏狂言（壬生?嵯峨?千本）の一つで、国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。

本企画展は、嵯峨大念佛狂言保存会協力のもと、「嵯峨大念佛狂言」に関するパネル資料や実際に使用されている面の展示、情報館所蔵の貴重な資料が並びます。
また、マンガ学部キャラクターデザインコース教員の睦月ムンクが描く、京都三大念仏狂言をテーマとした作品が多数展示されています。
この機会にぜひ、京都が誇る伝統芸能の一端に触れてみてください。

※現在情報館は、コロナウィルス感染予防対策として学内者のみの入館となります