原田さんと関さんは、ともに本学を2005年に卒業。グラフィックデザイナーを経て、2011年に「はらぺこめがね」を結成し、現在に至ります。「食と人」をテーマに、これまで『チキンライスがいく。』（2018 /あかね書房）や『みんなのおすし』（2019 /ポプラ社）、『ごはん山』（2020 /白泉社）、おいしい絵本シリーズ『かける』『あげる』『あける』（2021?2022?2023 /佼成出版社）など、20冊以上の絵本を出版。11月20日には、小学館より絵本『山のフルコース』が出版されました。ほかに、イラストレーションや音楽CDのジャケットアートを担当するなど、幅広く制作活動を続けているクリエイティブユニットです。

本展覧会は、「食べ物」と「人」をテーマに、アートを通して私たちの生活と食卓の豊かさを想像させる展示で構成されます。今回の会場となる、家具ブランド「アルフレックス」との取り組みにより、家具製造過程で生まれる革や生地の端切れを使用した作品の展示?販売も行われます。また、12月14日（土）、15日（日）には会場での公開制作も開催されます。本展を通じて、世代を越えて受け継がれる「食」の文化と、アートの楽しさに触れてみませんか。この機会にぜひご覧ください。