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188体育 教員 ジダーノワ アリーナによる個展「Fictitious」が開催


188体育 教員 ジダーノワ アリーナによる個展「Fictitious」が、大阪市北区のN projectで開催されます。

映像、現代美術を専門とするジダーノワ アリーナは、映像作家、キュレーターとして京都を拠点に活動し、国内外の映画祭や展覧会などに多数出展。人が話す日常や記憶を使って、鑑賞者の記憶と対峙するような作品を制作しています。ぜひご覧ください。


展覧会ステートメント


本展における主要な映像作品《いまと私、わたしともうひとり》は、誰しもに起こり得る忘却から人格を再構成された仮想的人格のありようを映像表現として探求した作品です。映像の中の作家自身による語りには、自分の記憶について話す「私」と、忘却した記憶から生まれたもうひとつの人格としての架空の「わたし」が交互に現れます。また、今回の展示のために制作された《Suitcase》では、架空の4つの人格が登場し、スーツケースにその「人格」を詰めて旅立っていきます。忘却した記憶と虚構の間を行き来しながらつくられた「人格」を描くこれらの作品は、少しす?つ絵か?変容し、塗り替えられ、一枚の絵か?出来上か?ってくる映像か?得られる「アーカイブ?ドローイング」というアナログなアニメーションの技法で制作されており、この技法によって、記憶の書き換えやストーリーテリングに内在する曖昧さを視覚的に表現しています。
 
本展では、映像作品《いまと私、わたしともうひとり》、《Suitcase》に加え、その制作過程で作られた原画とエディション作品など約11点を展示します。この機会にぜひご高覧ください。

  • 日程

    2025年2月14日(金)~3月13日(木)
    日祝休廊

  • 時間

    10:00~17:00(月~金)
    11:00~18:00(土)

  • 会場

    〒530-0047 大阪市北区西天満5-8-8 2F
  • 出演?出展者

    ジダーノワ アリーナ(188体育メディアデザイン専攻 教員)

  • 予約

    不要

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トークイベント

「想起と忘却の交差点:アートと認知心理学の境界を超えて」
 
開催日程:2025年2月22日(土)
開催時間:14:00~15:00
登壇者:ジダーノワ アリーナ、堀田千絵(博士(心理学)/ 京都市立芸術大学准教授)
※参加費無料
※ご参加には事前申し込みが必要です。詳しくは公式Webサイトをご確認ください。
 

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp

※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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