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洋画専攻教員 安喜万佐子と洋画専門分野卒業生 後藤靖香さんが参加する展覧会「戦後80年 《明日の神話》 次世代につなぐ 原爆?芸術」が開催

芸術学部洋画専攻の教員 安喜万佐子と洋画専門分野卒業生の後藤靖香さんが参加する展覧会「戦後80年 《明日の神話》 次世代につなぐ 原爆×芸術」が、川崎市岡本太郎美術館で開催されます。

戦後80年という節目の年に開催される本展覧会は、戦争や核にまつわる歴史を振り返るだけでなく、現代のアーティストたちがそれをどのように解釈し、私たちに問いかけているのかを紐解く貴重な場です。
 
きっかけとなったのは、広島市立基町高等学校の生徒たちによる「原爆の絵」プロジェクト。被爆者の語りを聴き取り、現代の高校生がその記憶を後世に伝えるために描き続けているこの活動は、20年にわたり継続されています。これらの絵は、被爆体験を単なる過去の出来事ではなく、次世代へのメッセージとして視覚的に訴える力を持っています。
 
本展では、基町高等学校の生徒たちの作品に加え、80年前の戦争の記憶を起点として、戦争や紛争など現在の社会問題をテーマに、現代アートの第一線で活躍する9組のアーティストたちの作品が一堂に会します。それぞれの作品が投げかけるのは、戦争や核の問題が過去の歴史にとどまらず、私たちがいま直面している「現在進行形の課題」であるという鋭い問いかけです。現代アーティストたちの独自の視点から生まれたこれらの作品は、過去の記憶をたどるだけでなく、私たち自身が未来に向けてどのように向き合い、行動していくべきかを問い直す力を持っています。本展を通じて、アートが持つ時空を超えたつながりの力をぜひ体感してください。

  • 日程

    2025年07月19日 (土)~10月19日 (日)
    休館日 月曜日(7月21日、8月11日、9月15日、10月13日を除く)、7月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)、9月24日(水)、10月15日(水)

  • 時間

    9:30~17:00(入館16:30まで)

  • 会場

    川崎市岡本太郎美術館
    〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
  • 出演?出展者

    安喜万佐子(美術家/芸術学部洋画専攻 教員)
    後藤靖香(美術家/芸術学部洋画専門分野 卒業生)
    ほか

  • 予約

    不要

  • 料金

    1,000(800)円、高?大学生?65歳以上800(640)円 ※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下は無料

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出品作家によるリレートーク

開催日時:7月20日(日)14:00~15:30
出演:安藤榮作、後藤靖香、安喜万佐子
会場:常設展示室?企画展示室
料金:無料(要観覧料)
 

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京都精華大学 広報グループ

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