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人間環境デザインプログラム教員のウスビ?サコによる「毎日小学生新聞」連載コラムの、第13回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ?サコによる、コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第13回目が、4月9日(日)に発行された毎日新聞社「毎日小学生新聞」の一面に掲載されました。本記事は、昨年度に引き続いての連載コラムとなります。
 
連載13回目のタイトルは「許しあう心をみがく1ヵ月」。
イスラム教の五行のひとつで、最も神聖とされるラマダン(断食月)。欲望や悪を遠ざけ、信仰をより深めるための月だと考えられています。サコは、故郷?マリでのラマダンと、今年過ごしたアルジェリアでのラマダンを紹介。国や地域、歴史的背景によって異なる文化があることを説明し、ラマダンに馴染みのない日本では、社会との時間の調整や行動のズレに苦労するイスラム教徒が多いと述べました。
サコは、ラマダンとは単に“食を断つ”だけでなく、「他者を認め合い、許し合い、支え合う月でもある」とし、自分の心を磨く月でもあると語っています。
今回の連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース4年生の安田笑瑚さんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ?サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ今年度も続けてお読みください。

ウスビ?サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ?アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ?マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ?サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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