白井 聡
- 専門分野
- 社会思想 / 政治学
COMTEMPORARY SOCIETY
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人種や思想、年代、性、身体的機能などの多様な人びとがどのように共生していくことができるのか、その意義と方法を考えます。
自分にゆかりのある地域を題材に、人口減少や高齢化といった課題を学び、人々の暮らしを支える仕組みや未来の地域づくりを考案します。
ジェンダー理論の基礎を学びつつ、社会の中のジェンダーに気付き、自由に議論するための力を育てます。観察?討論?発表?ゲスト講師による講義を通して、日本と他国の視点から現代のジェンダー問題を考えます。

FIRST
1年次は大学で学ぶための基礎を身につける期間です。人文学の学びに不可欠な「言葉」の力を身につけるために、少人数のクラスに分かれて、文章を読み、話し、書く力をやしないます。また、歴史や文学、社会、国際、日本文化の多様な切り口から物事を考える経験を積み、自由な視点を育てます。
SECOND
フィールド?プログラムに向けて教員の指導のもと計画を立てます。後期からは半年間、キャンパスを離れて現地調査を行います。この経験で得られるのは、自ら考え、実践し、他者に伝える力。将来どのような道に進んでも生かせる、たしかな力と自信です。
THIRD
フィールド?プログラムの調査報告をまとめると同時に、各コースの専門科目で深い知識と研究方法を身につけます。また、少人数のゼミに所属し、文献の読解やテーマに関する調査の発表やディスカッションに取り組みます。対話を通じて多様な意見に触れながら、思考を深めていきます。
FOURTH
4年間の学びの集大成となる、卒業論文を執筆します。書き上げた卒業論文は、2月に行う卒業制作?論文発表展で全員が展示します。学内外の人から客観的な意見をもらうことができる貴重な機会です。
京都×観光
京都で問題化する「オーバーツーリズム」について、公共交通機関とタクシー利用のそれぞれで実態調査をし、持続可能な観光地産業について考える。
沖縄×教育
全国で最も不登校者の割合が高い沖縄。支援の取り組みや、教育のあり方を現地の行政や教育関係者へのインタビューを通じて分析する。
京都×ビジネス
100年以上続く老舗企業だけでなく、いわゆるベンチャー企業にも目を向け、企業と社会との関わりについて調査します。
自己理解を深める「深いコミュニケーション」の考察 ——自己表現の構造から検討する
現代社会でアイデンティティを確立していくためには、自己理解を深める必要がある。自己理解を深めるためには、他者との「深いコミュニケーション」を通じて、本来的な自己と向き合うことが欠かせない。しかし、現代社会ではSNSなどの影響でコミュニケーションが単純化してきていることから、深いコミュニケーションをとる機会が減少し、自己表現が簡素になっているのではないだろうか。これらを明らかにすべく、若者たちにインタビュー調査を実施し、修正版グラウンデッド?セオリー?アプローチを用いて分析した。分析の結果、深いコミュニケーションをとるには、受容性の有無(安心感の有無、丁寧な理解の有無、意見の表明の有無)を示すことが必要であると判明した。双方が心地の良い状態で自己表現するには,お互いが受容性を示しながら、深い関係性を築こうと歩み寄ることが重要である。
なぜ今、春画展を訪れるのか ——春画展が持つ、近代的性規範を相対化する可能性
本論文は日本社会において、主に江戸時代の性風俗を描いた春画の展覧会に多くの人が訪れている現象を分析するものである。この現象は近代的性規範に起因しており、春画はそれを相対化する力も持つという仮説を立てる。そこで近代的性規範について整理?考察し、さらに春画展に訪れたことのある人、及び春画に興味関心を持つ人々を対象にインタビュー調査を実施することで、春画展と現代社会の関係を明らかにする。インタビュー調査の結果,春画展に訪れる動機として「近代的性規範への順応の欲望」と「近代的性規範からの逸脱の欲望」があると判明した。「近代的性規範からの逸脱の欲望」が春画展によって外部化されることで性規範が相対化されることから、春画展が近代の性規範を揺るがす装置として機能していることが明らかとなった。これらの分析を踏まえ、今後の社会における春画展の可能性について検討する。