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通常イベント

大学院マンガ研究科 ZOOMトークイベント?FD研修会
「アカデミズムとアートの間、美術解剖学か、解剖学美術か?」開催

想像力をカタチにするという意味では、サイエンスもアートも同じ、極めて人間的で高度な知的営みです。
来年度より京都精華大学大学院マンガ研究科に教員として参加される小田隆氏は、恐竜復元画の業績を確立し、斯界で高く評価されるとともに社会的にも認知されています。
本トークイベントは、マンガ研究科のFD活動もかねて、美術解剖学の立場から、アカデミズムとアートのコラボレーションの実態を知ることで、マンガ研究、大学院におけるマンガ教育への指針を得て、新しい教育プログラムの開発へとつなげるヒントを得る場としたいと考えます。

  • 日程

    2021年2月20日(土)

  • 時間

    13:00~15:30

  • 会場

    zoomウェビナー
  • 予約

イベント内容

小田氏の作品には、単なる復元作業に止まらない芸術的な表現が加わっており、独自で良質な作品世界が展開されています。
その背景には、恐竜研究の専門家など、研究者との緻密なコラボレーション作業が存在します。
小田氏自身に美術的な復元作業の実際について解説いただくと同時に、復原画の監修に携わってきた今井拓哉氏を登壇者に迎え、古生物の生前の姿や生態環境の復元作業がどのように行われ、それがどのようにアート作品に結実していくのかを紹介いただきます。
このプロセスについて知ることは、アカデミックな知の体系とアートのコラボレーションをいかに実現するのかを知ることでもあるでしょう。
 
さらに、本トークイベントでは、哺乳類化石の研究から、妖怪学にも関心のフィールドを広げてユニークな活動を展開している古生物研究者?荻野慎諧氏の知見も伺うことで、古生物学の知がいかにして妖怪などの想像上の存在に組み込まれ展開していくのか、そのプロセスについて知見を深めることができるでしょう。
 
マンガ研究科の教員?院生の教育研究活動にとって、大いに参考にもなり刺激ともなるとともに、クリーチャー創作などに興味をもつ作家志望者、一般の恐竜ファンや博物館ファンにとっても興味を引かれるイベントとなると企図しています。

登壇者(敬称略)

小田 隆
今井拓哉
荻野慎諧
都留泰作(司会進行)

登壇者のプロフィール

小田隆 

幅広い古生物学者たちとの交流の中で、科学的な資料に支えられるとともに、オリジナリティに富んだ作品群を生みだしつづけている。
京都精華大学マンガ学部マンガ学科キャラクターデザインコース教授。
成安造形大学イラストレーション領域客員教授。
著書に「うつくしい美術解剖図 」(玄光社)
 

今井拓哉 

古生物学研究者。
前期白亜紀の卵化石を研究。
福井県立大学助教、福井県立恐竜博物館併任。
タフォノミーと呼ばれる、生物が死んでから化石として発見されるまでのプロセスにも関心を持って研究に取り組んでいる。
 

荻野慎諧

古生物学研究者。
哺乳類化石の研究から、妖怪学にも関心のフィールドを広げて「妖怪古生物学」を提唱している。
著書に「古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実」 (NHK出版新書) 、「怪異古生物考 生物ミステリー」(技術評論社)
 

都留泰作(司会進行)

マンガ家、京都精華大学マンガ学部教授。
文化人類学研究者。
主なマンガ作品に『ナチュン』(講談社)、『竜女戦記』(平凡社)。著書に『<面白さの研究> 世界観エンタメはなぜブームを生むのか』(角川書店)

お申込みについて

感染症対策のため、本イベントはZOOMウェビナーで行われます。
参加希望の方は、2月18日までに以下まで、情報とともに申し込みメールを送信してください。

【氏名】ニックネーム等ではなく、ご本名での申し込みをお願いします。
【所属(任意)】
【学生?院生?一般?中学生以下の別】
 
入場無料、100名まで(100名に達したら受付を締め切ります)
参加申し込みされた方には、2月18日以降、返信にてZOOM招待のURL等の情報をお送りしますので、開始時間になりましたらそちらに接続をお願いします。
当日は、可能であれば、管理の都合上、開始前30-15分前までにアクセスしていただけますと助かります。

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp

※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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