188体育イメージ表現専攻教員スコットアレンのゼミ「Latent Media Lab.」に所属する在学生らと教員による企画展「灯火」が開催

188体育イメージ表現専攻教員スコットアレンのゼミ「Latent Media Lab.」に所属する在学生と、スコットアレンによる企画展「灯火」が、京都市中京区のstudio douéで開催されます。

本展覧会では、潜在的なメディアによる表現の探究を通して、メディア/テクノロジーが本質的に孕んでいる意味や問題を汲み取り、表現した作品が展示されます。また、本学名誉教授石川九楊の書から音を取り出すプロジェクトに関連する作品の展示やトークイベントも実施されます。ぜひご覧ください。

夕暮れ時、電気がついた瞬間に初めて夜の訪れを実感することがあります。まだ電気のない時代の人々は、点灯夫が灯火する街灯を見て、夜の訪れを実感していたといいます。

点灯夫の仕事は、いわば昼夜の境界線を決め、人々の認識に影響を与えるような役割であったといえるでしょう。現代においては、社会というネットワークで活動する我々が、他に刺激を与えまるでニューロン発火のように連鎖させるきっかけを作る行為といえるかもしれません。

Latent Media Lab.初の展示では、所属ゼミ学生らや教員が現代の点灯夫となり、それぞれの作品を介してすでに存在するものの認識の境界線を再定義し、揺るがし、人々の認識に伝搬していくための契機を提供することを試みます。

●「Latent Media Lab.」ゼミ公式Webサイト

9/23（土）「つくるからみるまで」
「表現のプラットフォーム」などについて石川将也さんにお聞きしながら、制作するプロセスから鑑賞するプロセスまでの捉え方について意見を交わします。また、展示コンセプトや学生作品の講評も行ないます。
開催時間：16:00～17:30　

ゲスト: 石川将也（グラフィックデザイナー）

9/24（日）「書から音を取り出す」
塚田哲也さん、スコットアレン、ゼミメンバーが石川九楊の書から音を取り出すプロジェクトについてトークします。また、2日間にわたって展示される一部の作品は本プロジェクトのデータが用いられています。
開催時間：13:00～14:30　

ゲスト: 塚田哲也（大日本タイポ組合）

※イベントは参加登録が必要です。お申込みの詳細はWebサイトでご確認ください。

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